奈々氏の良い加減でいこう

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zoom RSS Hidekiさんからのコメントを受けて 特別支援教育その6

<<   作成日時 : 2006/01/22 15:42   >>

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 ありがたくもHidekiさんからコメントをいただきました。わずかな文章だったので,こちらも言い足りない部分や自分がわかっていない部分をご指摘いただいたので,触れてみたいと思います。

<Hidekiさんのコメントより>
ご指摘の特殊クラスへの編入という点は、結構複雑な思いがつきまとうんです。うちの場合は最初から特殊クラスという前提で、いろいろな学校をみてまわりました。校長から担任から、直接話をきいて。
誤解を恐れずに言えば、なまじっかできちゃう子ほど、親は「普通ということ」への呪縛からのがれられないのです。まず、そこの思い・感情をわかってあげて欲しいのです。<引用終わり>


 このあたりのことは特殊学級を長年受け持たれている教師から話を伺って,自分なりに理解しているつもりです。特殊学級では他の子とのかかわりが少なくて,意味が無いのじゃないかとか。周囲や家族(主に本人の祖父母)の視線が気になるとか。運動会はみんなといっしょにやれるのだろうかとか。だから,私たちも保護者の方を不安な気持ちにさせないように気を配っているつもりです。ただ,このつもりがいけないんだと,hidekiさんのコメントやブログを見て,理解できました。こちらが考えているだけでは,保護者の方の不安や願いを受け止めたことにはなっていないのですね。やっぱり,きちんと話し合うことが重要だと思いました。うちの学校は,特殊の担任は保護者と非常に時間をかけて話をしています。が,交流学級を受け持っている私たちは?と考えると,明らかに共通理解がもてていません。当然,交流学級の担任と特殊学級の担任とは話をしていますが。じゃぁ,もっと広い目で見て,学年は?ダメです。。。その場その場での対応はしていますが,ん〜,正直,もっとできると思いました。
 自閉の子は,他の子には,まねできないぐらいすごい力を発揮することも多いですね。絵なんてすごい作品を仕上げます。校長先生が,朝礼台で質問すれば,真っ先に大きな声で答えます。しかし。。。「そういうふうに目立つことが保護者の方の中には,嫌だなと感じる方もみえるの。」という特殊の担任の言葉をつい先日耳にしました。このあたりが「普通ということ」とつながる気がするのは私だけでしょうか。ここは,私には難しすぎます。どういってよいのかが分かりません。「普通ということ」重過ぎる言葉です。。。

 <Hidekiさんのコメントより>
あと、一点だけ。これは私も今でも感じていることです。自閉症児の将来は、作業を通して力を伸ばす、ということしかないのだろうか…?本当にその子にあわせた指導・教育(療育)ということなら、その子のさまざまな将来に導くようなものにして欲しいと思うのです。親は、わが子の将来を、「最低限のことができる」という安心よりも、「いろんな可能性がある」という希望でもってとらえたいのです。安心で不安を消すのではなく、希望で不安を消したいのですよ。 この事については、中学1年のときの担任の先生と話しをしたことが、とても印象に残っています。<引用終わり>


 この辺が自分がバカだなぁって思ってしまうところです。よく周囲から「結婚もしていないのに」,とか,「子どももいないのに。」と言われます。
それがどうした!
と思ってはいるのですが,このようなご指摘を受けると,あぁ自分はまだまだ親としての気持ちが分かってないんだなと思います。私の記事の子どもは自閉ではなく,たぶん広汎性発達障害をもっていた子だと思いますが(専門的な機関での診断を受けてない),安心より希望でもって将来をとらえたいと言う親としての願いは,自分の頭のなかには無く,そういう見方で保護者の方とも話ができていたら,また違う結果になっていたかもしれません。

 最後になってしまいましたが,私のブログにコメントを書き込んでくださったHidekiさんに感謝します。今後も,違う立場から,子どもを支えるという同じ目的に向けて交流いただけたらと思います。

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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
記事アップ前のコメントが…。
熟語を間違っていますね。正しくは?
『恐悦至極にございます。』
でしょうか?
バカ丸出しとは?この事といった感です。
お二人に並べていただくには?かなり身に余りすぎです。。。
でもまあここは?
ありがとうございます。
と、言わせていただきます。

せっかくですので付け足しますが、実は、わたしの『偏見と偽善』には?後日談があります。
blog開設当初から、いつか記事に取り上げたいNO1の出来事でした。とても大切にしたい過去なので、おいそれと書けていませんが、いつかそれをHidekiさんの『普通への呪縛』へTB。の夢を持っております。私も羨望のまなざしと共に大好きなHidekiさん一家ですが、私の中ではこの『普通への…』と『葛藤』の記事が1番のヒットでした。親の心理をよくもココまで克明に伝わるように記せているなんて!と、何度も読み涙しました。
まだお読みになっていなければ!ぜひ!お勧めです。

NANA
2006/01/22 20:11
それと…。奈々氏さんの勤務校では、特別支援級の担当教員がたいへん頼りになる状態のようで…。地域間格差なのか?学校間なのか?わかりませんが…。娘の学校にも1年生と同じフロアに支援級がありますが?担当者はとっかえひっかえのようで?先輩保護者の話では、『廊下で支援級の子が困っている』と、慌てた子どもたちが前年度の担任に訴えても『私は今年は違うのよ。他をあたって』とつらっと応えるような状況のようです。
良い環境に恵まれているのは、子どもたちだけではありません。どうか今の勤務校ではご自分も学びのチャンスと考え、支援級の取り組みをご自身の指導に生かして行っていただきたいと願っております。学年の連携も然りと思っております。
NANA
2006/01/22 20:21
NANAさん,コメントありがとうございました。私は正直者で,頭が固いですので(自分で主張してちゃダメですがw)歯の浮くような美辞麗句は話したり,書いたりしません。よって,私の中では,元校長先生もNANAさんもHidekiさんも尊敬する方です。^^
うちの地域の様子はせっかくですので,記事にまとめてアップします。
奈々氏
2006/01/22 21:06
NANAさんへ
それから,Hidekiさんのブログは,今日半日かけて読ませていただきました。おかげで指導案が。。。w
内容が濃すぎてここで書くにはあまりにもスペースがないので一言だけ。いろんな想いを積み重ねて,今のHidekiさんやNANAさんがあるんだということが実感できました。
TB(偏見と偽善)いつまでも楽しみに待っています。
奈々氏
2006/01/22 21:28
えっと、私はそんな大層なもんじゃないので(汗
ガンガンつっこんで下され m(_ _)m

奈々氏さん、私のコメント、正直いって、自分でも整理できてなかったと思ってます。混乱させてすみません。

変な例えだけど、自分の親に指摘されると、それが正しいこととは分かってるんだけど、逆らいたくなることってありませんか?

それに近い気持ちもあるんですよ。

見捨てられたくない、と思ってる相手・当人から、いくら大丈夫と言われても、安心しきれない。

本当に、その自閉症児にとって、何が一番良いか?ということは、実は第三者に言ってもらったほうが効く場合もあると思う(このあたりは方法論)

Hideki
2006/01/22 22:20
ただ、その子のことを、真剣に思ってあげていることが分かれば、徐々に理解できてくると思う。

自分に子どもがいなくても、子どもを想うことさえできれば、大丈夫ですよ。実際に、今まで私が出会った学校の先生方で、素晴らしい、そしてとても感謝している先生は、子供がいない、というか結婚すらしていない先生も多かったです。

コメントの最後のほうに触れた、最低限の安心ではなく希望というのは、もうちょっと具体的に書きます。

よく、自閉症児に、社会に出る「訓練」として作業をさせる学校があります。単純な流れ作業に慣れさせて、ちゃんとはたらけるようになりましょう、というやつです。

私は、これがイヤだった。

Hideki
2006/01/22 22:22
小学生という、まだ10歳くらいの頃から、そんな将来像を固めてしまうような作業ができることよりも、いろんな興味あることを探したり、たのしいことを学んだり、その中から得意なことを見つけていく、そんな教育をして欲しいと思ってるんです。

ただ、残念ながら、自閉症児にそんな教育プログラムを組んでいるところは無いんですよ。
そんな中、見晴台という無認可の学園に出会い、これだ!と思ったんです。

このあたり、本当に難しい話です。

大人しく座って作業できることから身につけさせるのか、本人が興味・関心がもてるものを探すことをさせるのか。

ただ、まだまだ小さい子どもです。
行儀よくすることを教えるよりも、
いろんな可能性の芽を広げて欲しいと思ってるんです。
それは、読み・書き・計算という学科項目とは限りませんです
Hideki
2006/01/22 22:22
あとで見たら、また分かりにくい表現になってる(汗
修正できないので、訂正します。すみません。

> ただ、その子のことを、真剣に思ってあげていることが分かれば、徐々に理解できてくると思う。

        ↓
ただ、その子のことを奈々氏さんが真剣に思っていることを親御さんが分かってくれば、親のほうも徐々に奈々氏さんが仰ることの真意を分かってくれると思う

です。
Hideki
2006/01/22 22:31
Hidekiさん,いつも直球のコメント嬉しいです。私の座右の銘は「あなたのことがよく分かるというやつなんか信じられるか!」です。気持ちや感情が100%分かるはずがない。
でも,だからこそ,相手の言うことを少しでも理解しようと努めることが大切だと思ってます。気持ちや考えをストレートにぶつけてくださる方は尊敬してます。この辺がNANAさんと共通する部分だと私自身は分析してます。。。
よって,元校長先生もNANAさんもHidekiさんも皆さん尊敬しております。自分もそういう人になりたいと思える方々です。
奈々氏
2006/01/22 23:01

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